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団体概要

◆◆一般社団法人三島せせらぎアンサンブル◆◆

 

2020年、新型コロナウィルス感染拡大による自粛生活で音楽家たちは演奏の機会を失いました。

誰もがウイルスの脅威に不安と恐怖を感じ混沌とする中で、「果たして自分たちの音楽は必要なのだろうか」「このまま一生、演奏の機会がなくなってしまうのでは…」音楽家もまた明日への不安にさらされながら自問自答し、苦しい時をじっと耐えながら自粛生活を過ごしました。

少しずつ感染拡大が減少傾向になりはじめた2020年夏、芸術文化を支えるための文化庁事業「アートキャラバン」がスタート。快く手を差し伸べてくださった三島市で全国に先駆けたプレイベントとして「ライブ・ライブみしま こころの音楽会」が開催されました。

あの日、熱心に聴いてくださる皆さんの姿に、人々の心が塞がれ不安に包まれている時だからこそ音楽が必要であること、音楽のもつ力の大きさを感じるとともに、音楽家たちは生の演奏ができる喜びと、自分たちが音楽家であることの意味や意義を再認識することができました。

街中にせせらぎのある三島の美しさに魅せられ、そこでおきる不思議なケミストリーと、たくさんのことを気付かせてくれた三島市民の皆さんに恩返しがしたい!そして、この地域を私たちの新たな音楽的なホームにしたいという想いから三島せせらぎアンサンブルが生まれました。

団体概要

設立  令和4年3月8日

代表理事  矢部達哉
理事  下野竜也
理事  横山幸雄

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矢部達哉

ヴァイオリン

©T.Tairadate

洗練された美しい音色と深い音楽性によって、日本の楽壇のリーダーとして最も活躍しているヴァイオリニストの一人。桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに抜擢され現在に至る。97年、NHK「あぐり」のテーマ演

奏で大きな反響を呼ぶ。室内楽、ソロでも活躍し、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、フルネ、デプリースト、インバル、ベルティーニ、A・ギルバート等の著名指揮者と共演。2009年、音楽の友4月号では、読者の選んだ“私の好きな国内オーケストラのコンサートマスター”で1位に選ばれ、2016年文藝春秋2月号で「日本を元気にする逸材125人」の一人に選ばれている。94年度第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。ソニークラシカル、オクタヴィア・レコード、キングレコードよりCDが発売されている。トリトン晴れた海のオーケストラコンサートマスター、三島せせらぎ音楽祭アンサンブルメンバー代表。http://twitter.com/tatsuya_yabe

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下野竜也

指揮者

広島交響楽団音楽総監督、広島ウィンドオーケストラ音楽監督、太鼓芸能集団「鼓童」ミュージックアドバイザー。2000年東京国際コンクール、2001年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。国内主要オーケストラに定期的に招かれる。読売交響楽団正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者を歴任。京都市立芸術大学、東京音楽大学、東京藝術大学にて後進の指導にあたる。

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横山幸雄

ピアノ

©︎Hiro Ferrari 

ショパンコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、本格的な演奏活動を開始。クラシック界のトップアーティストとして常に注目を集めている。2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶ演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には自らのギネス記録を更新。さらに、ショパン が生涯で作曲した240曲の全ての作品を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させDVDとしてリリース。また、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、全編収録DVDを発表。最新CDはデビュー30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(Sony Music)。教育者、音楽プロデューサーとしても活躍。数々の音楽大学で客員教授として教鞭を取り、故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。オフィシャルサイトhttps://yokoyamayukio.net

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戸上眞里

ヴァイオリン

函南町在住。東京藝術大学付属音楽高等学校を経て、同大学を卒業。新日本フィルハーモニー交響楽団ファーストヴァイオリン奏者、東京フィルハーモニー交響楽団セカンドヴァイオリン首席奏者を経て、現在京都市立芸術大学准教授。子供のためのコンサートを中心に文化庁派遣講師として全国の小学校、重心病棟、養護施設などで音楽のちからコンサートを企画展開。
トリトン晴れた海のオーケストラメンバー。

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松浦奈々

ヴァイオリン

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学を首席で卒業。第15回宝塚ヴェガ音楽コンクール弦楽部門第1位。日本センチュリー交響楽団アシスタント・コンサートミストレスを経て、同楽団コンサートマスターに就任。トリトン晴れた海のオーケストラメンバー。2019年大阪市より「咲くやこの花賞」受賞

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水谷 晃

ヴァイオリン

桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。2013年4月〜2023年3月まで東京交響楽団コンサートマスター。現在、オーケストラアンサンブル金沢客員コンサートマスター。

桐朋学園大学非常勤講師。

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篠﨑友美

ヴィオラ

1995年桐朋学園大学を首席で卒業。1992年東京国際音楽コンクール室内楽部門において「齋藤秀雄賞」受賞。1997年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞。2002年~2021年まで新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務め、現在東京都交響楽団首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団、サイトウ·キネン·オーケストラ、トリトン晴れた海のオーケストラ等のメンバー。桐朋学園大学非常勤講師。

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大島 亮

ヴィオラ

桐朋学園大学研究科修了。第11回コンセール・マロニエ21弦楽部門第1位、第7回東京音楽コンクール弦楽部門第1位、第42回マルクノイキルヘン国際コンクールディプロマ賞受賞。ヴィオラスペース、木曽音楽祭、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ等に出演。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。

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山本裕康

チェロ

桐朋学園大学卒業。在学中第56回日本音楽コンクール第1位、第1回日本室内楽コンクール第1位等数々の受賞歴を持つ。卒業後キジアーナ音楽院で室内楽のディプロマを取得。東京都交響楽団首席奏者、広島交響楽団客演ソロ奏者、神奈川フィル首席奏者を歴任、現在京都市交響楽団特別首席チェロ奏者。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭、三島せせらぎ音楽祭に毎年参加。東京音楽大学教授、東京藝術大学非常勤講師、スズキ・メソード特別講師。

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富岡廉太郎

チェロ

桐朋学園大学を経てバーゼル音楽院を修了。2006年ウェールズ弦楽四重奏団を創立。2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールクァルテット部門で、日本人のみで結成されるクァルテットでは38年振りの3位入賞を果たす。2014年~2017年3月まで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席奏者を務める。2017年11月より読売日本交響楽団首席奏者。

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池松 宏

コントラバス

1964年ブラジル生まれ。桐朋学園大学卒業。NHK交響楽団首席、ニュージーランド交響楽団首席を経て、現在、東京都交響楽団首席奏者。東京芸術大学教授。国立音楽大学客員教授。これまでに7枚のソロ・アルバムをリリース。紀尾井ホール室内管弦楽団、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。

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高橋 敦

トランペット

洗足学園魚津短期大学、洗足学園大学を卒業。第65回日本音楽コンクール・トランペット部門第1位。第13回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第1位。新星日本交響楽団(現、東京フィルハーモニー交響楽団)を経て、99年東京都交響楽団首席奏者に就任。世界で最も権威と伝統があるミュンヘンARD国際音楽コンクールの審査員も務める。洗足学園音楽大学客員教授。東京音楽大学講師。

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清水華澄

メゾソプラノ

©️Mariko Tagashira

静岡県出身。国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁在外派遣研修員およびローム・ミュージック・ファンデーション在外音楽研究員として渡伊。新国立劇場、東京二期会、日生劇場、兵庫県立芸術文化センターなどのオペラ公演に出演を続け、その卓越した演唱が高く評価されている。近年では2022年に新国立劇場『ボリス・ゴドゥノフ』女主人役、2023年『リゴレット』マッダレーナ役で出演。コンサートソリストとしても、マーラー交響曲第2番『復活』、第3番、第8番『千人の交響曲』、ヴェルディ『レクイエム』、ベートーヴェン交響曲第9番等で国内のオーケストラと共演を重ね、国内外の著名な指揮者から信頼されている。国立音楽大学・大学院准教授。名古屋音楽大学客員准教授。二期会会員

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隠岐彩夏

ソプラノ

岩手大学教育学部卒業。東京藝術大学大学院修士、博士後期課程修了。文化庁新進芸術家海外研究員としてニューヨークで研鑽を積む。友愛ドイツ歌曲コンクール第1位。文部科学大臣賞受賞。日本音楽コ ンクール声楽部門第1位、岩谷賞(聴衆賞)、E.ナカミチ賞受賞。15年三菱地所賞、19年東奥文化選奨受賞。オラトリオに幅広いレパートリーをもち、インバル指揮東京都交響楽団、ノット指揮東京交響楽団等コンサートソリストを多数務める。オペラでは《魔笛》《愛の妙薬》《ラ・ボエーム》等出演。歌曲を活動の軸に据え毎年リサイタルを開催している他、ディズニーオンクラシック全国ツアーに参加する等活動は多岐にわたる。キングレコードより矢部達哉、横山幸雄両氏と共演によるCD『愛しの夜』をリリース(レコード芸術特選盤)。

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草 冬香

ピアノ

東京藝術大学、同大学院修士課程修了。ドイツ国立フライブルク音楽大学ディプロム課程およびソリスト課程をそれぞれ最優秀の成績で卒業、国家演奏家資格を取得。第4回ローゼンストック国際ピアノコンクール第1位、第2回アルトゥール・レプティーエン国際ピアノコンクール第1位等受賞多数。ニッポンシンフォニー、東京交響楽団等と共演。国内外の音楽祭・メディアに出演。室内楽においても意欲的に活動し、多くの著名な演奏家から信頼を得ている。杉本安子、小林仁、伊藤恵、ギルアド・ミショリの各氏に師事。また、岡田伸夫、今井信子の各氏より薫陶を受ける。東京藝術大学ピアノ科非常勤講師を経て、現在洗足学園音楽大学非常勤講師を務め、後進の指導にも積極的に取り組んでいる。

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